外国語学部は言語だけを学ぶ学部ではない!?【ロシア語コラム付き】 | 東進ハイスクール調布校|東京都

ブログ

2017年 3月 30日 外国語学部は言語だけを学ぶ学部ではない!?【ロシア語コラム付き】

調布校ブログをご覧の皆さん

(ズトラーストヴィーチェ!)
Здравствуйте! 
(こんにちは@ロシア語)

大学の新入生お手伝いが忙しくなってきた平井涼真です。

僕の大学では伝統的に、学科の先輩数名が「新入生ヘルパー」となり、
履修だったり大学生活だったりを教え、サポートする制度があります。
僕もその役目を頂き、色々と準備している感じですね。

昨年この時期は入学準備に大忙しだったことを考えると…感慨深いです。

本日は【私の学部・学科のおすすめポイント】ということで

僕は上智大学の看板(らしい)

外国語学部

について少し教えようと思っています。

志望しようと思っている方、まだ志望先を決め兼ねている方、必見です!

皆さんは「外国語学部」と聞いて、どんな勉強をするところだと思いますか?

多くの方は

「言語を習得するための学部」

であると思われるでしょう。

しかし!

外国語学部の英語名を出しますと、まるでその要素はありません。

その英名は

「Faculty of Foreign Studies」

language(言語)という言葉は一切入っていないのです!

直訳すると「外国研究学部」

言語能力は専門知識を得るための「スキル」であり
スキルの習得は、目的ではなく「手段」であるのが外国語学部の特徴でしょう。

言語運用能力と専門分野の融合で多角的な研究を行う
 
単なる「語学」にとどまらず、的確な運用能力を駆使して言語学や地域研究を体系的に学んでいきます。さらにはグローバルな問題とも関連づけて研究を掘り下げていくこともできます。そのため外国語学部生は、2年次秋学期末に9つの「研究コース」から1つを選択・登録し、自分の関心領域に関する専門研究を推進していきます。これを通じて、知識の獲得だけでなく、ものごとから問題を発見する能力、そしてそれを解決する能力を養うことを目指します。

「3言語×3視座」を身に付け、世界規模で人を、地域をつないでいく人物に

複合的なグローバル・コンピテンシー
(グローバル対応能力)の育成

「読む、聞く、書く、話す」の的確な言語運用能力を身に付け、言語圏の文化、政治、経済、国際関係などを踏まえて自分の専攻分野を絞り込んで行きます。3つの視座を得るためには、3言語の運用能力が不可欠なのです。

(上智大学HP:学部紹介:外国語学部より抜粋)

このように、外国語を習得した後は
「文化研究(芸術・音楽など)」

「地域研究(政治・経済・社会など)」

「超域研究(国際協力・国際政治など)」

「言語研究(理論言語学・応用言語学(外国語教育など)・言語聴覚障害学など)」

などが盛り込まれた9つのコースに分かれて専門的な研究をします。

(ちなみに今僕は「ヨーロッパ研究コース」か「言語研究コース」で迷っています。)

【オススメポイント】

各地域の言語を学びたい人はもちろんですが
まだ自分の興味がきっちりと決まっていない方にもオススメです。

入学して2年間は徹底的に言語運用能力を高めるので、
逆に言えば「迷える時間がある」のです。

また、例えば「経済学」自体を学びたいというよりかは、
各地域の「経済」ってどういう扱いで、
「地域ごとの経済状況の比較研究がしてみたい」
と思っている方は、寧ろ外国語学部の方がオススメできかもしれませんね。

それと様々な学問との「境界領域」が存在するので
社会科学系(国際・経済など)と接続したり、
あまつさえ自然科学系(林業や農業、環境など)ともつながる場合もあるのです。

決められた学問領域から飛び出した勉強ができるのもある意味特徴です。

それと、これは上智大学のオススメポイントでもあるのですが、
全学部キャンパスが一緒なので、「他学部他学科の授業が簡単に受けられる」という点です。

僕も来年から心理学科、経営学科の授業を受ける予定でいますし、
昨年も史学科や社会学科の授業を受けました。

このおかげで興味幅はどんどん広がっていくでしょう。

あとは「専攻語以外も学べる」という点でしょう。
一般外国語も合わせると22言語学べるので、実に様々な言語を学ぶことができます。
外国語学部生は第3、第4の外国語を学んでいる人も多く、多言語使用は当然くらいになっています。

とかくいう僕も今はロシア語以外に、ドイツ語、ペルシア語を勉強していますし
来年からイタリア語とかトルコ語に手を出そうか迷っているくらいです(笑)

【ロシア語コラム】

ということで、実際に僕が今勉強しているロシア語を少し紹介しようと思います。

第二外国語で迷っている大学生、興味ある高校生必見ですよ。

皆さんはこんな絵文字みたことありませんか?

(*´Д`)

この顔文字の口を表しているもの「Д」よく見かけますよね。

実はこれ、ロシア語なんです!

ロシア語は「キリル文字」と呼ばれる文字がアルファベットとなっています。

ローマ字とは異なるんですね。

「Ж Ч Ш З」
こんな文字や
「Я」というRが反対になっている文字もあります。
(アルファベットのスタートはАБВです笑)

ちなみに「Д」は「D」と同じ音で発音します。「デー」ですね。

(ちなみにロシア語の発音は可愛いものが多いです。
「ニャ」という音をよく使います笑)

もちろん「К」「М」「Х」など見慣れた文字もあります!
(読み方は違う場合もありますが)

そんな面白いロシア語の文字ですが、
よく知っている人なら「筆記体」も有名かと思います。

ロシア語の筆記体は、ロシア人同士でも時折よく分からないんだそうです(笑)

↓下の文章は「Л И Ш」の三つの文字で構成されているのですが、
判別つきますでしょうか?笑

乱雑に書いているようにしか見えませんよね笑

これはロシアでも有名な「読めない文」
日本語で「ユリは奪われた」と意味します。

ちなみに答えは
「Лишили лилии」です
リシィリー リリィ  

ユリは英語でも「lily」ですよね!

ちなみにこれは僕が書いたもので、だいぶ判別がつきやすくしているものです。

本場はもっと走り書きしますので、線にしか見えないかもしれないですね笑

文法はヨーロッパ語の特徴である「性」を元にしていますので、

非常におおらかです。

SVOでもSOVでもOSVでも伝わると言えば伝わります。

基本はSVOですが。

「格変化」と呼ばれるものが動詞で起こるため、
「誰がその動作主なのか」が判別つくから自由なのでしょうね。
(英語はこの判別がないからSVO固定感が強いんですよね)

この「格変化」ですが、個人的には日本語の変化と似ている気がします。

形や音としてはヨーロッパ語的ですが、
概念や捉え方は日本語に近い気がします。

使われている国はロシアが主ですね。
中央アジア(カザフスタンなど)の公用語としても機能しています。

旧ソヴィエト連邦の威光が強かった影響ですね。

ベラルーシ・ウクライナでも使われており、国連の公用語でもあります。

そんなロシア語、実は日本語にも大きく影響しています。

皆さんはお好きですか?

「イクラ」

ロシア語で魚卵の事を「Икра」(イクルァー)と言います。

実はイクラ、ロシア語由来なんです!

他にもキオスク(Киоск)やノルマ(норма)、セイウチ(сивуч)等もロシア語由来だったりします。

実は身近なところにもあるんですね。

前回のブログでもお伝えしたように、

ロシアは正直言って最も近い隣国の一つです。

1時間半でいけます。

これからいろいろと活躍するであろう日露関係

ロシア語が分かるだけで楽しいものとなるでしょう!

明日のブログは福岡暁さんです。

せっかくなのでロシア語で「さようなら(また会う時まで)」という言葉で締めますね。
(音が可愛いので笑)

До свидания!!!
(ダスヴィダーニィヤ!)