合格力向上委員会 part2 数学編 | 東進ハイスクール 調布校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2020年 12月 22日 合格力向上委員会 part2 数学編

こんにちは!調布校担任助手2年の藤井です!

以前実施した『合格力向上委員会』。今回は、16日に藤井が実施した数学の勉強法について振り返ります!

数学と他教科の違い

数学が伸びずに悩んでいる人からよく聞く言葉があります。

「頑張って受講したor授業を聞いたのに全然伸びないし、問題解けない!もう嫌!!」

この悩みに陥ってしまうのには、数学と他教科の違いがポイントになります。その違いとは以下の二つ。

 

①単純な暗記だけでは解けるようにならない

数学は様々な公式や定理を組み合わせることで問題を解くことができます。そのため、それぞれの公式や定理をただ暗記するだけでは問題は解けるようになりません。

②前の単元や学年で習ったことを応用する必要がある

数学は積み重ねの学問です。以前習ったことを応用、発展させたものを次に習っていくという流れになっています。例えば中学校で習う”因数分解”をマスターしていなければ、数学はできるようになりません。他にも数1Aで習う”三角比”は数2Bの”三角関数”や数3の”複素数平面”や”微積分”など数2B以降のほぼ全ての単元に登場します。

以上のようなポイントが数学上達の妨げになってきます。

勉強のポイント

他教科との違いを踏まえて、数学の勉強のポイントについてお話しします!結構当たり前かもしれませんが、自分の日々の勉強を思い出しながら読んでほしいです。

ポイントその1:わからない部分は放置しない

当たり前かもしれませんが、意外と抜けていませんか?違い②でも触れましたが数学は積み重ねの学問です。その日わからなかったことを次の授業まで放置しておくとどうなるでしょうか。

「わからないし面倒だから後回し」

→「次の授業ではその部分が理解してる体で応用されている」

→「わからない部分がどんどん増えていく」

→「後から理解するために長時間使って学び直し」

学び直しをする時には、最初のわからなかった部分の授業内容なんて忘れてしまっています。そのためかなりの時間(もしかしたら授業時間以上かも)を使って自力で勉強し直す必要が!

これって、かなり勿体なくないですか?授業で聞いてもよくわからなかったことを自力で理解するって、かなり大変じゃないですか?

その日のうちに(できることなら授業内)で理解してしまえば記憶も新しく、かつすぐ復習を行っているので定着しやすくなります。

ポイント2:演習を怠らない

数学は受講をして覚えるだけでは思うように上達しません。特に計算スピード(≒思考スピード)に関しては一朝一夕で速くなるものではありません。では、計算スピード速くするためにはどうすれば良いでしょうか。

様々演習方法はあると思いますが、まずは演習を怠らずに毎日問題に触れるようにしましょう。

理解して頭に入れた公式や定理も使う練習をしていなくては使えるようにはなりません。

問題を解くことを習慣化して慣れることで、計算スピードと理解度をあげていきましょう。

 

目指すべき理解レベル

演習を進めていく上で頭に入れておいてほしいことがあります。それは

問題を解説できるくらい理解せよ

ということです。

「なぜその公式を使うのか」や「どんな思考によってその方針を立てるのか」という疑問はよく出てくると思います。ですが、そこが分からなければその問題を完璧に理解したとは言えません

また自分の考えを整理する力が不足していた場合、問題が難しくなればなるほど解けなくなっていきます。

必ずこのレベルまで理解するようにしましょう。

 

どの教科にも言えることですが、学力とはそう簡単につくものでも上がるものでもありません。一つ一つの勉強を疎かにせず毎日問題演習に取り組んで、「数学は得点源!!!」と言えるようになりましょう!