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2023年 4月 23日 模試の復習はすぐにしよう!

 

こんにちは!東京工業大学2年の、調布校担任助手の山崎寛人です!

4月から担任助手二年目です!

大学始まってからまだ1週間ちょいですが、去年と比べると授業が専門的になってきて、更に課題の量が倍増したので結構しんどいです笑

特に実験が週2であって、そのせいでレポートと授業の予習が増えているのが厳しいですね、、

さて、自分の話はこの辺にして、本題に移っていきたいと思います。

今日は「模試の復習」についてです!是非最後までご覧下さい!

模試の復習の意義とは?

突然ですが皆さん、模試の復習は行っていますか?

また、その中でもちゃんと意味のある復習をしていますか?

実を言うと僕は、高校時代模試の復習がとても嫌いでした。なんならやっていない時もありました。

が!!!受験というものを経験して、復習の大切さは身をもって実感しました。

皆さんにはしっかりと復習までやってもらいたいです!

まず、「模試の復習をやる意義」について考えたいと思います。

 

例えば、暗記が必要な科目(理科や社会など)で、問題を間違えたとします。

ここでは、化学の糖類の範囲の「スクロース」の知識を問われて間違えたとします。
(習ってない人は分かりにくいかもしれません。ごめんなさい。)

そしたら、まずその部分を復習します。

その次に、「なんで間違えたか」を解説などを見ながら調べます。

そこで、ピンポイントでスクロースに関する知識が抜けていた場合、もう一度スクロースを勉強すればいいのです。

また、復習した後「スクロース以外の糖類は覚えているか」を考えます。それで、他の部分もまだ苦手そうだな、と言うのであれば教科書や受講に戻ってマルトースとかアミロースなど、全体的に勉強すればいいのです。

このように、「たまたまその部分だけ間違えたな」とか「そもそもこの範囲は苦手だな」とか考えて下さい!

自分の弱い部分を知ることが出来るのは、模試の復習の大きな意義だと思います!

他の例として、単なる計算ミス。つまり「ケアレスミス」などで失点していた場合は、試験中にに自分が解いていたページに行き、羅列してある計算を見て、その中のどこでミスをしていたかを見ます。

その後、「そのミスが自分にとってどれくらいケアレスミスなのか」を考えます。

よく分からないかもしれませんが、これも大事だと思います。

例えば、毎回こういう形でケアレスミスしてるな、みたいなのがあればもっと深い部分の理解に関して不足があるかもしれません。

そうじゃなければ「次からこういう式変形は気をつけよう!」くらいで済ませていいと思います。

このように、同じケアレスミスでも復習のやり方は色々あります。

ちなみに、僕の今までの経験上、何回もこういう計算ミスするな、という事は何回かありましたが、そういう時はその範囲の教科書に戻り、原理や背景までしっかり勉強することで、防げるようになります。(騙されたと思ってやってみてください!)

このように、模試の復習は時間がかかりますが、その分得られるリターンが大きいです!

復習の方法とは?

では、具体的に復習はどのように行えば良いのでしょうか?

僕は、「分からない問題」且つ「復習して意味のある問題」だけ徹底的にやればいいと思います!

まず、「分からない問題」というのはさっきも説明した、暗記が足りていない範囲の問題そもそも解法が浮かばない問題のことです。

また、「復習して意味のある問題」というのはもう既に習った範囲の問題や、これ以降1回以上見ることがありそうな問題です!

「分からない問題」というのは、間違った問題ないだけではなく、正解したけど勘で当たった問題も含んでください。当たり前ですが、たまたま正解しただけなので。)

「復習して意味のある問題」については、自分でしか分からないと思いますが、復習の価値がある問題のことです。

たまに、全部の問題を復習しろ、みたいに言われることがあると思いますが、自分はそうは思いません

自分がまだ習ったことの無い範囲の問題であれば、解けないのは当たり前ですし、そういうものは「まだやってないから、この範囲をこれ以降勉強するときは気合い入れてやろう」くらいの気持ちで行けばいいと思います。

また、共通テスト模試ではあまり無いかもしれませんが、難しい模試だと明らかに「これ解けなくても良いだろ」みたいな問題があると思います。そういうものは、勉強する時間がもったいないと考えて復習しない、と言うのも作戦だと思います。

では、徹底的にやるというのはどういうことでしょうか?

自分的には、復習は問題に応じてかける時間を変えるべきだとは思いますが、どの問題に対しても全力でやってください。

手順としては

間違えたことを確認する→問題を見る
→合ってた自信があるなら答えを見て、何が違ったのかを確認する
→試験中分からなかったor時間がなかったなら、もう少し考える。分からないなぁ、となってから答えを見る(解けた場合は上と同様に復習)

という流れを一通りやった後、どうやったら次にこの問題を見た時に解けるようになるか、を考えます。

「この範囲のインプットもう1回やる!」とか「明日またこの問題解く!」とかです。

さっきも書きましたが、1口に復習と言っても問題によってやり方は違うはずですし、科目によっても違うはずです。

例えば自分は、共通テスト模試の国語や社会の復習は、答えを見て終わらせる程度にして、あまり力を入れず、2次試験で使う数学や理科は徹底的に復習していました。

自分なりのやり方を考えて、しっかり復習を行いましょう!

最後に

どうでしょう?

模試の復習の意義が伝わっていたら嬉しいです!

模試の復習のやり方は、夏以降に行うであろう過去問演習の際にも役立ちます!

模試は復習までがセットだと思うので、最後まで手を抜かずしっかりとやり切って下さい!!!

次は木曽担任助手、酒井担任助手、池本担任助手の卒業ブログです!

彼らにとって最後のブログとなるので、絶対に読んであげてください!