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2022年 5月 23日 自己紹介ブログ~二階堂~

東進ハイスクール調布校のブログをご覧の皆様、初めまして。

今年度の新規担任助手になりました、二階堂結衣と申します。現在は東京大学文科三類に通っております。

 

高校生時代、同級生に「話しかけないでオーラがある」と言われる位怖い風貌をしている(らしい)のですが、実際には喋り好きなので、どうぞお気軽にお声掛けください。特に受験期の失敗談は山程ございます。勉強で悩んだ時などに聞くと、もしかしたら少し元気づけられることがあるかもしれません。

 

因果応報

ここから、受験を終えた直後の私の意見や、受験期の状況を述べさせていただきます。

 

 

そもそも大学側がなぜ受験という制度を設けているのか、考えたことはあるでしょうか。

 

私が現在考えている答えは、

大学の高度な授業・試験についていくことのできる人物を厳選するため

です。

 

よく大学合格がゴールではないという言葉を聞くことがあると思います。受験生時代の私はこの言葉に真っ向から反発しており、第一志望に合格すればそれでいいと考えておりました。受験という制度の存在も、大学に入るための条件だからと甘んじて受け入れていました。

 

しかし、いざこうして合格・入学してみて、この認識が甘かったことに気付かされました。私は共通テストでE判定だったのに加え、二次試験でも大半の科目で失敗していたために合格最低点ギリギリでの合格だったのですが、これは何を意味するのか。

大学に入学できた人の中で、私は最下層の成績に位置するということになるのです。

 

ギリギリでも合格は合格だと思っていた私がこのことに気付いたのは、入学してしばらくしてのことでした。周囲は私より遥かに優秀な人たちばかりで、私は現在、劣等感に苛まれながら大学生活を送ることとなってしまっております。

 

こうなってしまった原因は明白です。決して優秀といえる成績を取れてはいなかったにも関わらず、受験生時代に妥協しすぎたためです。量的に言えば、東進では長期休暇中の勉強時間として15時間が推奨されていると思うのですが、私は長くとも10時間程度でした(勉強の意欲をほぼ喪失した共通テスト直前に至っては実質2,3時間)。

 

当時、私は勉強に対する意識が低かった上、傲慢にも自分のことを天才だと思い込んでいたために内心努力することを格好悪いと思っている節があったのです。けれども、そこでの妥協が、結局入学後に返ってくることとなってしまいました。

 

前述の問いに戻りましょう。大学は、その選抜者の中で更に高度な競争が繰り広げられる場所です。しかしながら、私はこの通り運良く合格できただけで大学の基準に見合った学力を全く持ち合わせておらず、大学での授業についていけるかいけないか、憶測ですが、その丁度境界におります。

 

そんな私から、皆様に掲げてほしい目標を提案させていただきます。

第一志望トップ合格

です。

 

もちろんその合格がギリギリであったり運の良さに起因するものであったりしたとしても、合格すること自体は素晴らしいこととは思います。しかし、それで大学入学後に周囲の水準の高さに圧倒され、もう少し努力すればよかったと後悔することにならないでしょうか。

 

入試で一番になること、それは即ち単純に考えるとその大学で一番ということになります。憧れの第一志望で一番の成績。これがいかに価値のあることか、多くの人にとって想像に難くないことと思います。加えて、入試でそれだけの成績が修められていれば、大学の授業にもしっかりついていけるでしょう。学業面の心配がなくなるだけで、大学生活は一気に楽しいものとなるのではないでしょうか。

 

私と同じ失敗を繰り返さないためにも、皆様、最大限の努力をしてください。一番とは言わずとも、第一志望に合格し、そこで学んでいくのに値する人になってください。

 

そして、大学に入った後、自信を持って「自分はここの大学にいるのに相応しい学生だ」と言えるようになってください。

 

現在の皆様は如何でしょう。合格できるだけの、そして大学入学後に他の学生に劣らないだけの勉強の量と質を確保できているでしょうか。できている方は、この調子で頑張ってください。

できていないと思う方は、このブログを期に、もう一度ご自身の勉強を見直してみてくだされば幸いです。

 

これが、受験において完全なる成功を修めることのできなかった私が最も伝えたいことです。私も他のスタッフと同様、皆様が後悔なき合格を飾り、そして大学生活を心から楽しめるように全力でサポートしたいと思っている次第ですので、何かご不明な点やお困りのことがございましたら、遠慮なくお申し付けください。

できる限り皆様のお役に立ちたいと思っております。

 

総括

長々と自分の話を続けてしまい申し訳ありませんでした。最後までお付き合いくださった方、誠にありがとうございます。改めまして、以後よろしくお願い申し上げます。

明日の担当は山崎担任助手です。