模試後の復習 | 東進ハイスクール 調布校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2022年 2月 20日 模試後の復習

調布校ブログをご覧の皆さん、こんにちは!

担任助手1年の中嶋です!

今日は共通テスト本番レベル模試がありますね。前回のブログでは、渡邉担任助手が模試前の勉強法や心構えを教えてくれました。

ということで今回は「模試後の復習」についてお伝えします。

はじめに

まず、皆さんに質問です。

1月15日と16日に共通テスト同日体験がありましたが、そこから約1カ月間何をしていましたか?

成績を伸ばすということだけで考えると、1か月で大きく点数を伸ばすことは難しいかもしれません。

では、たった1か月でも何か変えようとしましたか?

受験生なら1カ月がどれほど貴重であるかよくわかると思います。

1週間でさえ結果を左右することがあります。

「まだ受験生ではない」と思っているそこのあなた!今回の模試を受ける皆さんは志望校合格を目指す受験生ですよね!

模試の意義

復習の重要性についてしっかり理解している人は意外と少ないと思います。そこで次に考えてほしいのは「なぜ模試を受けるのか」ということです。簡単にまとめると…

①学力を測るため

「何ができなかったか」

②学力を伸ばす方法を知るため

「何をすれば点数が伸びそうか」

③学力を伸ばすため

「行動に移す」

ただ受けているだけの人は①しか理解していないということです。

現状を知るためだけなら十分ですが、成績を伸ばしたくない人はいないと思うので②と③、つまり復習が大切というわけです。

模試は学力を伸ばすためにあります。

だからよく「判定で一喜一憂するな」と言われるんですね!

復習法

①自己採点

まずは絶対当日に自己採点をしましょう。

単なる答え合わせをするだけではなく、自分の思考まで振り返ることができると尚良いです。

わからなかった問題や時間がなくてできなかった問題をとりあえず適当にマークしたら合っていた、ということがよくあります。

これ自体はいい作戦です!空欄を作るくらいなら何かしらマークした方が良いです。

しかし、答え合わせをしただけではこのような問題を正解した問題と勘違いし、復習の際に飛ばしてしまうことがあります。

かと言って理解している問題までじっくりゆっくり解き直すのは時間がもったいないです…。

できなかった問題、曖昧な問題に絞って効率よく丁寧に復習するために「思考を振り返りながらの自己採点」が必須です。

②作戦

作戦は具体的に立てましょう。

いつも作戦を立てているのに「なんか大変そうだから後でやろう」になってしまう人はいませんか?

原因は

具体性がなく実行しているビジョンが見えない

or

できない予定を立てている

です。

 

国語を例に挙げて考えてみましょう。

×「次に備えて、国語を頑張ろう」

→国語の何を頑張りますか!

「古文が伸びれば良さそう、もう少しできたはず」

→古文の何をどうやって勉強するの!

「東進の受講のテキストを見返して、助動詞を覚え直そう」

→どのくらいできれば成績が伸びそうですか!

「明日から1日2ページ分ずつ覚えて巻末の演習問題を解くようにしよう」

→ここまで細かいのが理想です!

 

内容を具体的に考えたら、まずは絶対できる量から始めて継続することを心掛けてください。

 

最後に

次の共通テスト本番レベル模試は4月です。

新高3の皆さんは特にそうですが、4月の模試結果は本番の点数に大きく関係しています。

ここから2カ月の勉強量が皆さんの受験生活を左右すると言っても過言ではありません。

学力の面だけではありません。

共通テスト同日体験受験や今回の模試から復習・作戦立ての段階を経て4月で成績を伸ばした人は

受験生になる覚悟を持って勉強できた人です。

その心構えがないと受験は乗り越えられません。

より具体的な復習法や勉強法で迷ったら担任助手に相談してみましょう。

このブログを読んでくれた人が今日中に自己採点をしていること、次に備えて具体的な作戦を練っていることを願っています!