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2022年 9月 14日 推薦入試の対策方法

みなさんこんにちは、調布校担任助手の笹本理奈です!

今回は私が推薦受験のためにやったことを書いていこうと思います。

 

小論文対策

推薦入試には多くの場合小論文があります。基本的に自分が志望する学部、学科に関連した課題文に対して具体例を提示しつつ、自分の意見を述べるものが多いです。

私は、小論文を上手に書くにはまず知識が必要だと感じました。与えられた時間内で課題文を読んで理解し、求められたことに合った具体例を提示しなくてはいけません。そして、具体例はほかの人が簡単に思い浮かぶ内容では良い評価を得ることができません。みんなが揃って挙げる具体例ではなく、自分にしか思いつかないような例を考えるにはやはり知識が必要です。

そこで私は、夏休みから受験まで約30冊の本を読みました。内容は全て自分が大学に入ったら勉強したい分野に関連するものです。私は大学に入ったら国際関係論、中東地域研究、難民研究をしたいと考えていたので、これらに関連する本はある程度読みました。

また、時事問題に強くなるには新聞を読むのが良いと思います。私の場合は、毎朝早く起きて新聞を読む時間を取るようにしました。そして、自分が関心を寄せる分野や志望学部、学科で勉強できる分野に関連するものは全て切り抜き、ノートに貼って保管しました。

新聞ノートを作ることで、小論文や面接練習の際に読み返してその記事に載っている内容を使うことができます。また、私は受験当日も受験会場にこのノートを持っていき、小論文の時間の前や面接の前に読み返してどんな内容を聞かれても答えられるように対策しました!

 

 

面接対策

面接では、基本的になぜこの大学、学部を志望したのかや入学したらやりたいこと、志望理由書や課題レポートがある場合は課題レポートの内容について深く探られます。また、自分が関心を寄せる分野に関連することも質問されます。

例えば、私の場合は

なぜ難民に関心を寄せたのか

日本の難民認定率は他国に比べて低いがその原因は何なのか、また認定率を上げるためにはどのような努力が必要だと考えるか

課題レポートの参考資料として多くの本を読んだと思うが、その中で特に参考になった本とその理由

などです。聞かれたときに動じず、しっかり受け答えをできるようにするためにはある程度練習が必要です。

そこで私は、学校の先生10人ほどに面接練習をしたいので面接官役をお願いしました。人によって注目するポイントが全く違うため、できるだけ多くの先生にお願いする方が良いです。特に、怖いと有名な進路指導の先生には怖がらず練習に付き合ってくださいとお願いすることをオススメします!!

 

志望理由書について

最後に、志望理由書について少しお話します。

志望理由書で1番大切なことは自分が大学で勉強したいことを明記することです。自分は今まで関心を寄せている物事についてここまで自分で勉強をしてきてここまでの知識はあるけれど、これ以上の専門的な知識は大学で教授に学ばないとわからないからこの学部で勉強をしたい!と主張することが大切です。

しかし、これだけでは他の大学でも勉強できるでしょうと言われてしまいます。そこで、志望大学、学部、学科でしかできないことを書くことが必要になりますが、その大学でしかできない特徴的な授業はあまりないという大学もあるはずです。そういう時は、特定の教授特定の授業を受けたいと言うといいと思います!教授は基本的に1つの大学でしか勤務していないため教授の名前を出すことで、確かにこの教授の授業はうちの大学でしか受けられないと思ってもらえます。

 

まとめ

このように、推薦受験は一見簡単そうに見えますがしっかりと対策をしないと合格することはできません。

この記事が少しでも皆さんの推薦受験対策の参考になれば幸いです。

推薦受験は年内に行われる大学がほとんどなので受験当日までもうあまり時間がありません、後悔しないようしっかり対策をしていきましょう!

 

次回は池本担任助手です!