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2025年 10月 14日 併願校ってどう決める?

調布校ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
担任助手1年の高橋陽汰です!
今回は、今受験生を悩ませているであろう併願校について話します。
ぜひご覧ください!
なぜ併願校を受けるのか
併願校を受けるメリットとして、第一志望より前に合格を手に入れられた!
という精神的な安心感を得られるということがあります。
みなさんの想像以上に、大学受験はプレッシャーが大きいです。
その中で一つでも合格できたという成功体験を得るために併願校は大事になってきます。
併願校の決定方法
それでは、本題の併願校はどう決めるかについて話して行きます。
自分が実際に受けた大学を例にとってみましょう。
【受験校】
早稲田大学 社会科学部(第一志望)、文学部、文化構想学部、商学部、教育学部
明治大学 文学部(共テ利用)、文学部(学部統一)、商学部(学部統一)
中央大学 文学部(共テ利用)、文学部
法政大学 社会学部(共テ利用)
※早稲田大学は全て学部別
自分は、このような受験をしました!ここで大切なのは以下の3点です。
1,特殊な対策が必要過ぎないところを選ぶこと
2,様々な受験方式を活用すること
3,過去問で対策をすること
順にみていきましょう
1,特殊な対策が必要過ぎないところを選ぶこと
これはシンプルな話なのですが第一志望に受かる可能性を上げるための併願校なのに、
併願校対策に時間を取られすぎては本末転倒です。
例えば自分は併願校として慶応大学を考えたこともありましたが、
小論文対策に時間を取られそうという考えで受けないことにしました。
慶応大学の小論文のように独自の対策に時間がかかるところは、
併願校としては避けるべきです。
2,様々な受験方式を活用すること
次はいろいろな受験方式を活用しようという話です。
自分の受験では、学部別入試のほかにも
共通テスト利用や学部統一入試なども活用しました。
それぞれの入試方式に色々な特徴があるので見ていきましょう。
<学部別入試(個別入試ともいう)>
一般的な入試 各大学、学部が設置しており2月中に実施されることが多い。
大学や学部ごとに大きな特徴の違いがあり、それぞれに合わせた対策が必要。
第一志望大学は学部別入試で受けたい
<共通テスト利用>
共通テストの点数だけで決まる入試 私立大学では設置しているところが多い。
共通テストの対策だけで複数大学に出願できるため受けやすいが、
募集枠も少ないため合格難易度が高い。
併願校の中でも抑えの大学で使いたい。
<全学部入試(大学によって名称が異なります)>
複数の私立大学で実施、この入試を受けると一回のテストで複数の学部に出願できる。
(例:自分は明治大学の学部統一入試では文学部と商学部に出願)
受験時期が2月頭であることが多く、その影響で国公立志望など高いレベルの人が多く受けるため、
学部別に比べて合格難易度が高くなる傾向にある。
長くなりましたが、これらの特徴があります。
基本的な受験戦略として、
第一志望ランク→学部別入試
併願校の中で上位→学部別入試と全学部入試
併願校の中で下位→共通テスト利用
このような形がわかりやすいのかなと思います。
もちろん、個々の状況によって受験戦略は大きく異なるので今のうちから自分で考えておきましょう。
3,過去問で対策をすること
併願校対策に関しても過去問を実際に解きましょう。
実際に解かないとわからないことがたくさんあります。
また、出願した後に過去問を解いてなんか合わないかもとなっては遅いです。
余裕のある人は10月のうちから併願校の問題を解き始めましょう。
おわりに
長くなってしまいましたが、併願校について書かせていただきました。
少しでも受験生のみなさまの力になれていたら幸いです。







