科目別過去問の進め方~国語編~ | 東進ハイスクール 調布校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2023年 7月 26日 科目別過去問の進め方~国語編~

東進ハイスクール調布校のブログをご覧の皆さん、こんにちは

法政大学社会学部1年担任助手の川平唯斗です。

今回は過去問の進め方~国語編~と題しましてお話を進めていきたいと思います。

過去問の意義

本題に入る前にちょっと小話を…

過去問をなぜこの時期にやるのか少しお話したいと思います。

まずこの時期に限らず過去問をやるメリットとしては

1.自分と志望校との乖離の認識

この時期に自分と志望校の距離感を掴むことが出来れば、

自分のモチベーション向上や勉強に対する姿勢は大きく変わると思います。

2.出題傾向の分析

各大学にはよく出る時代や表現というものが存在します。

それを過去問で分析し自分の勉強に優先順位を決めて取り組むのはとても効率が良いです。

3.苦手箇所の潰し

過去問は失敗が許される本番です。

自分の失敗を炙り出しこの先の勉強に役立てていくのが吉であり、

問題演習の基本です。

以上の3点が過去問演習のメリットだと思います。無論もっと多くのメリットはあると思いますが、

この3つを代表として挙げてみました。

さてこの3つに共通するキーは何か

それは早期開始です。

志望校との乖離を見るのが早い程自分の立ち位置、目指すゴールが分かり

暗闇の中をがむしゃらに走ることはなくなると思いますし、

分析が早い程、優先順位を立てた効率の良い演習の早期確立に繋がり

一概には言えませんが合格率を上昇させることに繋がります。

また苦手は早い段階で見つけ潰すことなど言うまでもないと思いますが、

その点においても早期過去問開始は重要な意味を持ってくるのです。

ギリギリになって過去問を始めた人の末路など皆さんは容易に想像出来るのではないでしょうか。

夏休みは基礎固めの最後の期間であるのは事実ですが

過去問も念頭において自学に勤しんでいただければ幸いです。

国語に話を戻そうと思いますが

過去問の意義については上記に記載したもので大方外れていないと思いますし

国語も同様に

苦手分析と各大学の傾向分析に充ててくれれば過去問の使い方は的外れではないと思います。

そして国語は現代文、古文、漢文と3つに分かれていることから

過去問の点を参考にしつつ優先順位を決め学習計画の構成にあてて欲しいと思います。

直前期になり時間が相当限られている中であれば、

3つ或いは2つ、1つの中で自分が一番不安だというもののみを解くのもありです。

勉強法について(共通テスト)は他の担任助手が挙げてくれているので

こちらからご覧ください。

国公立2次と私大については傾向や特徴が大学によって大きくことなる為

このブログで一まとめに勉強法を提示することが出来ませんが

とにかく第1志望の分析を行うことが成功への鍵です。

その為には第1志望の過去問を出来る限り多くやることが必要です。

つまり直前期や夏以降と比較して余裕が多少ある

今、過去問を始めずに暗闇を突っ走るとどうなるかお分かりですよね?

過去問の進め方~国語編~と題し論を進めようと思いましたが

勉強法はすでに以前のブログに挙がっているのに加え、過去問演習は教科問わず

本質は変わらないのであまり国語について触れませんでした。

ただこのブログで過去問の重要性について少しでも伝わってくれたら幸いです

最後に

このブログにおいては各大学の特徴や傾向はお話することが出来ませんでしたが

分析の面で困ったら校舎の担任助手に聞いてみてください。

受験を経験した人だからこそ持つ目線から共に考えてくれると思います。

まだまだ夏休みは序盤です。

後悔の無い夏休みになるようよりギアをあげて勉強に取り組みましょう。

次回は伊藤担任助手による科目別過去問の進め方~数学編~です。