科目別勉強方法のすゝめ~共通テスト化学編~ | 東進ハイスクール 調布校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2023年 11月 18日 科目別勉強方法のすゝめ~共通テスト化学編~

調布校ブログをご覧の皆さんこんにちは、担任助手一年の伊藤です。

今回は

科目別勉強方法のすゝめ~共通テスト化学編~

ということで、共通テスト化学において、

実際に私がやっていた勉強法を紹介したいと思います。

高3生にも高1,2生にも参考になるように書いたので、

よろしければ最後までご覧ください。

本題に入る前に…

まず、共通テストの化学の形式をおさらいしておきましょう。

共通テストの化学は大問5つで、時間は60分です。

2023年度入試の場合、各大問は次のような内容でした。

大問番号 出題範囲
1 理論化学
2 理論化学
3 無機化学
4 有機化学・高分子化学
5 総合問題(理論化学寄り)

これを見てわかることは、

理論化学の配点がかなり大きい

ということです。

よって、理論化学ができていないと容赦なく

点数を削られます。

しかし、高得点を狙うのであれば他の分野も

しっかり点数を取る必要があります。

結局何が言いたいかというと、出ない分野はないので、

全分野バランスよく対策する必要がある

ということです。

日々の演習をしっかり行うことで、

解ける問題を一問でも多く増やして、

高得点を目指していきましょう!

 

具体的な対策

共通テスト化学の問題は、一般的な大学の

2次試験で出題される問題と内容的に大差がある

わけではないので、基本的には

2次対策をしっかり

することが高得点を取るコツだと思います。

しかし、全く共通テスト型の演習をしていないと、

問題の癖に順応できなかったり、時間配分を間違えたりして

点数が伸びないので、

共通テストの過去問をしっかり解くこと

共通テスト形式の問題集をしっかり解くこと

も必要です。

ここでは私が実際にやっていた勉強を紹介したいと思います。

 

①教科書の内容をひたすら覚える

化学は計算の側面も強いですが暗記の側面も強い科目です。

問題を解くためにはまず大前提としてその問題を解く上での

前提知識が必要不可欠なので、地味な作業ではありますが

教科書の知識をしっかりと暗記しておくこと

とても大切です。暗記に困ったら、語呂合わせを活用しましょう。

また、共通テストは知識を問う選択問題が

結構出るので、それの対策にも繋がります。

定期的に教科書は復習するようにしましょう。

 

②問題集でひたすら演習

先ほど化学は暗記の側面も強いと述べましたが、当然ですが

覚えた知識を応用しない限り問題は解けません。

とにかく気の済むまで演習しましょう。

自分は重要問題集を全部二周、間違えた問題は三周やりました。

これくらいやって初めて化学に自信を持てるようになりました。

しかし、

あまりにも完璧にしようとしすぎるあまり、

ずっと問題集で立ち止まっているようでは

次に進むことはできません。

ある程度区切りがついたら

次のステップに進みましょう。

 

③過去問演習

演習をある程度済ませた後はひたすら実践練習をしましょう。

ここで重要なのが、

解けない問題が出てきたら、

必ず該当範囲の問題集や

教科書に戻って知識や

類題の解き方を確認するということです。

やはり一度覚えたこと、演習したことでも忘れることは普通にあります。

ここで間違えた問題を再度復習することで知識の穴埋めをし、

同じミスを繰り返すことを防ぐことができます。

必ず解いたら解きっぱなしにせず、しっかりと糧となるように

復習することを心がけてください。

こうすることで初めて安定して得点を稼げるようになると思います。

 

まとめ

特別共通テスト化学に向けて対策することはない(2次対策+過去問演習で十分)

・演習で間違えた問題は必ず該当範囲の教科書、問題集に戻って復習

・直前期こそ知識の再確認を

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は大石担任助手による世界史編です。お楽しみに。